« 「津波の物理について」 OPRF(海洋政策研究財団)のニューズレターより | トップページ | 宮崎の海岸です »

2012年1月24日 (火)

沿岸の波の観測-日本近海では連続して波浪観測がされています

Photo

日本の沿岸には、ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網:NOWPHAS)という波浪観測網が有ります。
今回は、独立行政法人港湾空港技術研究所の成果の一部を紹介。

日本の沿岸では、色々な機関が波浪観測をしていますが、最も広範囲に長期間実施しているのがナウファスです。

港の波浪条件を確認することが目的ですが、防災に対しても新たな役割を持っています。

GPS波浪計というものが、前の図の中に有ります。沖合いで、GPSの受信機の波による動きを観測して、地上局に送って観測する仕組み。

2

沖合いでは、GPS波浪計が、沿岸では沿岸波浪計が、そして潮位観測所が有ります。
潮位観測については、津波の発生時の潮位観測記録について以前書きました。

GPS波浪計は、津波を沖合いで感知し、警報の発令等に利用する目的もあって設置されています。
今回も、これら観測網で観測が行われましたが、あまりにも波高が大きかったために、機械そのものが壊れてしまった場所も多かったのです。

今回、港湾空港技術研究所報告Vol.50,No.4として発行された資料より、図を借用しています。

今回の津波の波高と到達時間が解ります。ただし、沿岸波浪計、潮位観測所が破損した箇所は、第1波の到達時間が良くわからない状態です。


3

引用資料:港湾空港技術研究所報告Vol.50,No.4

なお、これらの研究資料はHPで、pdf形式で公開されています。
ページはこちらです。


|

« 「津波の物理について」 OPRF(海洋政策研究財団)のニューズレターより | トップページ | 宮崎の海岸です »

海洋のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1177492/43831950

この記事へのトラックバック一覧です: 沿岸の波の観測-日本近海では連続して波浪観測がされています:

« 「津波の物理について」 OPRF(海洋政策研究財団)のニューズレターより | トップページ | 宮崎の海岸です »