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2010年9月22日 (水)

明日は秋分の日ですが この日は「埋立」と縁があります

ちょっと堅い話です。(かなりトリビアな話です。)

「埋立」という言葉をよく使うと思いますが、水面を埋め立てる行為に対して「公有水面埋立法」(大正十年四月九日法律第五十七号)が有ります。

公有水面てなに?

第一条
 本法ニ於テ公有水面ト称スルハ河、海、湖、沼其ノ他ノ公共ノ用ニ供スル水流又ハ水面ニシテ国ノ所有ニ属スルモノヲ謂ヒ埋立ト称スルハ公有水面ノ埋立ヲ謂フ

とカタカナ混じりの法律用語ですね。河、海、湖や公共的な利用、国の所有する水面を「公有水面」と言ってます。

陸地につくった、ため池やダムのように、底地の所有者が有る水面等以外の、ほとんどが該当します。所有者のいない砂浜も国有海浜地で国の財産となっていますので、その先は公有水面です。

Sany1631

この写真の港は、海面を埋め立てて岸壁(船が着く係船岸)をつくりました。水面が垂直になっているので、写真の左側が埋立地、右が公有水面です。

陸と水面の境界は過去の事例で、「埋立地(陸地)と公有水面との境界は、潮汐干満の差ある水流、水面に在りては春分及び秋分に於ける満潮位、その他の水流、水面に在りては高水位を標準とし之を定むることに御取扱相成度。」とあります。

通常海の場合だと、直近(前回と前々回)の春分秋分の日の最高潮位の高い方が、埋立の潮位となります。この写真のように垂直の壁の場合は、潮位が変わっても影響がないのですが、斜面になっている岸辺だと、潮位が変わると埋立範囲が変わってしまいます。

そのため、埋立に必要な埋立願書を申請するタイミングが春分、秋分を超えて変わってしまった場合には、願書を修正する必要が発生する可能性があるんです。

「暑さ寒さも彼岸まで」ですが、「埋立申請も彼岸まで」でした。

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