« 鹿児島中央駅 「鹿児島西駅」 | トップページ | 昨日九州地方は梅雨入りでした »

2010年6月12日 (土)

ブロックで出来た川岸てどう思います?

今の日本の川や海の水辺は、コンクリートのブロックでできた壁のようです、
実際には、コンクリート製なのに環境護岸という機能が付加され、魚が巣を作れるとかカニがすめるとか蛍の幼虫が育つとか言うブロックが造られています。

かっては、間知石(けんちいし)という約35cmの奥行きのある、四角錐形状に切り出された自然石を積み上げた護岸が多かったのですが、止水性、工事のしやすさ、規格の統一性?のためコンクリートブロックが多用されるように。

そのため、自然石の時には多少あった石の間の隙間が、正確な型枠を用いて作成されたコンクリートブロックを使うことで、隙間の無い(生物が全く営巣できない)護岸ができてしまいました。

石の護岸は、傾斜角度によるのですが、石の重量により、波の力や、水の流れの力に抵抗する構造となっているので、石ひとつの重量が充分あればピッチリときれいに積み上げる必要は有りません。(かみ合わせにより、より安定性が増す効果がありますが)

000026
写真は、アメリカのプリマス(清教徒が初めて入植したところ)の海岸なのですが、日本の石積と比べるとかなり乱雑です。
合理性なのか、国民性なのか解りませんが、これくらいの空隙があれば、多少護岸構築の影響は低減できそうです。
でも日本の工事で、この仕上げは許されないかも。

|

« 鹿児島中央駅 「鹿児島西駅」 | トップページ | 昨日九州地方は梅雨入りでした »

環境のこと」カテゴリの記事

コメント

小松の中小河川、いまだに「河川改修工事」と証して三面コンクリート張りが進行しています。かなしい‥‥。
とたんに魚はじめ様々な生物は姿を消します。「生物多様性」という言葉を知らないんでしょうか、なんて思います。
写真のような護岸で十分!

投稿: Repu | 2010年6月14日 (月) 05時35分

間知石がブロックになった理由で、規格の問題がと言いました。
何でも、間知石は石工が手で整形するので規格どおり35cm以上の高さが無いものが入荷される場合があるので、これでは規格外で会計検査で指摘されるためコンクリートブロックに替わっていった経緯があるそう。
そのため、隙間も風情も無い護岸が増えていったようです。
国民の税金を護る会計検査は、自然は守れなかったということかも。
写真のような護岸も、使った材料の数量確認が難しいので、国内ではよほど会計検査に対して勇気を持った行政のかたしか造れないです。
安全管理に対してもこれでは造れないかな、国民性でしょうか。

投稿: Nekton | 2010年6月14日 (月) 06時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1177492/35221810

この記事へのトラックバック一覧です: ブロックで出来た川岸てどう思います?:

« 鹿児島中央駅 「鹿児島西駅」 | トップページ | 昨日九州地方は梅雨入りでした »