« 安納芋 | トップページ | 東海大学の海外研修航海 望星丸 »

2010年3月10日 (水)

津波防災の難しさ その4

津波災害は、台風のように、特定の場所に頻繁に発生するものではないので、過去の体験による学習と伝承が難しいと言えます。近年の日本での津波災害は、下表に示すとおりです。

2

明治29年からの記録を示していますが、発生スパンは10年を超えることが多く、被害のある場所も異なります。過去に大きな被害を受けている東北地方の太平洋岸でも昭和35年以来の大津波の経験だったということになります。

津波防災教育では、津波がどのようなものであるかを知っていただくこと、人的災害を最小にするためには何をするべきかということを教えることが重要です。
このように、発生スパンの長い災害は、常に教育をしていないと危険性に対する意識が風化する恐れがあります。

昭和58年の日本海中部地震津波以降、個人が撮影した津波の動画が見られるようになって来ました。スマトラ沖の地震津波も悲惨な映像や、津波が市内を飲み込む様子が写され、津波の危険性が知られるようになりました。
これらの地域での教訓を生かした、津波防災教育を継続することが必要と考えます。

その5につづく

|

« 安納芋 | トップページ | 東海大学の海外研修航海 望星丸 »

海洋のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1177492/33716111

この記事へのトラックバック一覧です: 津波防災の難しさ その4:

« 安納芋 | トップページ | 東海大学の海外研修航海 望星丸 »